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成田空港騒音で住民提訴 深夜飛行中止と賠償求め

 千葉地裁に向かう原告側弁護士ら=31日午前、千葉市中央区
 千葉地裁に向かう原告側弁護士ら=31日午前、千葉市中央区
 成田空港で航空機の深夜早朝の離着陸差し止めを求め、空港周辺にある千葉、茨城両県の5市町の住民計138人が31日、国と成田国際空港会社(NAA)を相手取り、千葉地裁に提訴した。NAAに対しては、騒音による睡眠障害などの健康被害への損害賠償など約2億9300万円も求めた。

 現在、成田空港で離着陸可能なのは午前6時から午前0時半。2028年度末に滑走路が新設された後には、午前5時から午前1時に拡大する。

 原告団は、航空機の騒音で平穏な生活が妨害されているとして、離着陸できるのは午前7時から午後9時までとするよう求めている。

(2023年03月31日 12時10分 更新)

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