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拘束邦人の早期解放要求 公明代表、訪中意欲伝達も

 公明党の山口那津男代表は30日、来日中の中国人民対外友好協会の林松添会長と東京都内で会い、北京市で中国当局に拘束された日系企業幹部の早期解放を求めた。訪中の意欲も伝えた。同席した西田実仁参院議員会長が記者団に明らかにした。

 山口氏は拘束事件に関し、経緯や手続きが不透明だと問題視。民間交流が萎縮しない対応が必要だと訴えた。林氏は「理由なく拘束しない」と反論した。

 公明は5月にも国会議員団を中国に派遣する方向で日程調整している。山口氏は「可能な限り早く訪中したい」と強調した。東日本大震災の被災地、仙台市へのジャイアントパンダの貸与も要請した。林氏は帰国後、関係部門に伝えると述べた。

(2023年03月30日 23時06分 更新)

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