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英国王、ロシアの侵攻を非難 「欧州の安全保障脅かす」

 30日、ベルリンのドイツ連邦議会で話す英国のチャールズ国王(ロイター=共同)
 30日、ベルリンのドイツ連邦議会で話す英国のチャールズ国王(ロイター=共同)
 【ベルリン共同】即位後初の外国公式訪問としてドイツの首都ベルリンに滞在中の英国のチャールズ国王は30日、ドイツ連邦議会で演説し、ロシアのウクライナ侵攻を非難し「欧州の安全保障と民主主義の価値が脅かされている」と訴えた。昨年9月に死去したエリザベス女王は公の場での政治的発言を控えたが、国王は踏み込んだ発言で、侵攻に対する明確な姿勢を示した。

 国王はドイツ語と英語を織り交ぜて演説。「戦争の惨劇が欧州に戻ってきた。(ロシアの)侵略は多くの罪のない人々に想像を絶する苦しみをもたらした」と述べ、英国とドイツはウクライナ支援で「指導的役割を担っている」と強調した。

(2023年03月30日 22時03分 更新)

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