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ブラジル前大統領が米から帰国 議会襲撃事件で捜査対象

 ブラジルのボルソナロ前大統領(ゲッティ=共同)
 ブラジルのボルソナロ前大統領(ゲッティ=共同)
 【サンパウロ共同】ブラジルの右派ボルソナロ前大統領が30日、約3カ月滞在していた米国から帰国した。今年1月に支持者らが首都ブラジリアで連邦議会や大統領府などの政府中枢施設を襲撃した事件を巡り、扇動などの疑いで捜査対象になっており動向が注目される。

 ボルソナロ氏を乗せた民間機は29日、米フロリダ州オーランドの空港を出発した。所属する自由党によると、同氏は30日朝(日本時間同日夜)、ブラジリアの空港に到着。党本部で夫人や党幹部の出迎えを受ける。4月上旬に党名誉総裁に就任するという。

 ボルソナロ氏は昨年10月の大統領選で敗北。12月30日に米フロリダ州に渡り知人宅などに滞在した。

(2023年03月30日 19時21分 更新)

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