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宝塚音楽学校 岡山から2人合格 南田さんと三枝さん、夢へ第一歩 

 タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)は29日、今春入学する第111期生の合格者40人を発表した。受験者数は612人で倍率は15・3倍。新型コロナウイルス感染防止のため、合格者の受験番号の学内掲示は4年連続で見送り、同校のホームページで公表した。岡山県関係では、一宮高(岡山市)の南田愛弥さんと岡山大付属中(同)の三枝友梨乃さんが合格した。

 入学試験は1次から3次まであり、歌唱やダンス、面接で舞台人としての適性を審査。合格者は2年間の厳しい稽古に励む。入学式は4月15日の予定。

 午前10時の発表後、入学説明会に出席するため合格者が次々と訪れた。大津市の中学3年井上侑香さん(15)は「初受験で合格できてうれしい。地元の歌劇団に入り、小学3年の時から志して歌の表現力や魅せる踊りを磨いてきた。夢を与えられるタカラジェンヌになりたい」と顔をほころばせた。

(2023年03月29日 12時15分 更新)

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