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世界陸連、ロシア除外を継続 侵攻続けば五輪も厳しく

 昨年7月、記者会見するセバスチャン・コー世界陸連会長=米オレゴン州ユージン
 昨年7月、記者会見するセバスチャン・コー世界陸連会長=米オレゴン州ユージン
 世界陸連は23日、ウクライナ侵攻に伴い主催大会から除外されているロシアとベラルーシ両国の選手への処分を当面の間継続すると発表した。同日まで行われた理事会で決定した。8月の世界選手権(ブダペスト)にも出場できず、侵攻が続く限りは来年のパリ五輪も厳しい見通しとなった。

 組織的なドーピング問題によるロシア陸連の資格停止処分については、改革を監督する作業部会の報告を受けて解除が決まった。今後も改革の継続など、35の特別な条件を満たすことが求められる。

 理事会ではトランスジェンダーの選手が男子として思春期を過ごした場合、今月末から女子カテゴリーへの出場を禁止することも決まった。

(2023年03月24日 05時57分 更新)

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