備前市議会は2月定例会最終日の23日、学校園の給食費や市営バス運賃などについて、マイナンバーカード取得者を対象に減免する条例案を賛成多数で可決した。4月1日から施行する。
市は2022年度、子育て支援の一環として、国の新型コロナウイルス給付金を財源に、法律で保護者負担と記されている給食費をはじめ、保育料、学用品費を一律免除した。今回の条例案は、これらの納付をマイナカード取得者に限って減免。市内で使える独自の電子地域ポイントで支給する。
取得は任意とされるカードの有無で行政サービスに差をつける手法に、市内の保護者らが反発。オンラインを含め、市内外から約5万筆の反対署名を集め、市に提出していた。
今議会ではマイナカード取得者に対し、市営バスの運賃を無料にする条例案なども賛成多数で可決された。
市は2022年度、子育て支援の一環として、国の新型コロナウイルス給付金を財源に、法律で保護者負担と記されている給食費をはじめ、保育料、学用品費を一律免除した。今回の条例案は、これらの納付をマイナカード取得者に限って減免。市内で使える独自の電子地域ポイントで支給する。
取得は任意とされるカードの有無で行政サービスに差をつける手法に、市内の保護者らが反発。オンラインを含め、市内外から約5万筆の反対署名を集め、市に提出していた。
今議会ではマイナカード取得者に対し、市営バスの運賃を無料にする条例案なども賛成多数で可決された。
(2023年03月23日 16時31分 更新)