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山本投手「あきらめない姿最高」 WBC準決勝 古里備前からも声援

山本投手にエールを送る子どもたち
山本投手にエールを送る子どもたち
 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝に臨む日本代表を応援するパブリックビューイング(備前市など主催)が21日、同市西片上の市民センターで開かれた。2番手で登板し勝利に貢献した同市出身の山本由伸投手らに、地元の野球少年らが熱いエールを送り、活躍をたたえた。

 住民ら約100人が観戦。山本投手が3点ビハインドの五回に登場すると、会場は大歓声に包まれた。打者を打ち取ったり、三振を奪ったりするたびに「よし」「いいぞ」と声援を送り、八回のピンチでマウンドを降りると「よくやった」「お疲れ様」と拍手でねぎらった。

 試合は強豪メキシコに逆転サヨナラ勝ち。山本投手が小学生時代に所属した少年野球チーム・伊部パワフルズの伊部小3年男子(9)は「山本投手のあきらめない姿が最高」。同チームで指導した大饗利秀さん(53)も「日の丸を背負うプレッシャーの中で堂々としたピッチング。古里からの声援もきっと届いたはず」と笑顔だった。

(2023年03月21日 18時04分 更新)

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