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スケートパーク 初心者も楽しんで 福山市 高低差控え目のエリア増設

新設されたエリアでスケートボードを楽しむ子どもたち
新設されたエリアでスケートボードを楽しむ子どもたち
くす玉を割り、オープンを祝ったセレモニー
くす玉を割り、オープンを祝ったセレモニー
 福山市千代田町の「タカオスケートパーク福山」で21日、新たに初心者向けのスケートボードエリア(約千平方メートル)がオープンし、子どもたちが「滑り初め」を楽しんだ。

 同市が若者に人気のスポーツを多くの人に楽しんでもらおうと、既設エリアのそばに増設した。階段や坂などがあり、障害物の最大高低差は既設エリア(1メートル)より低い60センチに設定。平面も広く取り、初心者に配慮した。

 愛好者ら約50人が出席したオープニングセレモニーでは、枝広直幹市長らがくす玉を割り、プロ選手の山本勇さん(19)=大津市=がパフォーマンスを披露した。

 ヘルメットなどを着けた子どもたちが早速、坂道を下ったり、障害物に挑んだりした。湯田小4年女子(9)は「広々として楽しく滑れる。いろんな技に挑戦したい」と話した。

 市は2020年3月にパークを開設。約1300人が利用登録しているが「混雑している」「難易度が高い」といった声から増設した。事業費3240万円。午前6時から日没まで無料で利用できる。

(2023年03月21日 17時27分 更新)

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