「未来に向かって元気に羽ばたいて」―。福山市新市町宮内の市立網引小で20日開かれた卒業式で、地域住民が卒業生の数と同じ41羽のハトを放鳥し、門出を祝った。
網引学区まちづくり推進委員会が企画。ハトを長年、趣味で育てている小原日出明さん(75)=同市新市町=が協力した。
式典後、校庭に整列した卒業生の前で、委員会のメンバーが四つの籠を開けると、真っ白なハトが一斉に飛び立った。児童たちは歓声を上げ、空を舞うハトの姿をしばらく見上げていた。
6年男児(12)は「思い出に残る卒業式になった。中学校でもたくさん友達をつくりたい」。小原さんは「子どもたちには、ハトのように羽ばたいても、いずれ古里に帰ってきて活躍する姿を見せてほしい」と話した。
福山市では20日、市立小全70校で卒業式があった。網引小での放鳥は2019年度から実施。この日は、同委員会から、卒業生が自分が住む地域名を記した木製の看板も一人一人に贈呈された。
網引学区まちづくり推進委員会が企画。ハトを長年、趣味で育てている小原日出明さん(75)=同市新市町=が協力した。
式典後、校庭に整列した卒業生の前で、委員会のメンバーが四つの籠を開けると、真っ白なハトが一斉に飛び立った。児童たちは歓声を上げ、空を舞うハトの姿をしばらく見上げていた。
6年男児(12)は「思い出に残る卒業式になった。中学校でもたくさん友達をつくりたい」。小原さんは「子どもたちには、ハトのように羽ばたいても、いずれ古里に帰ってきて活躍する姿を見せてほしい」と話した。
福山市では20日、市立小全70校で卒業式があった。網引小での放鳥は2019年度から実施。この日は、同委員会から、卒業生が自分が住む地域名を記した木製の看板も一人一人に贈呈された。
(2023年03月20日 21時05分 更新)