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新聞で仕事に役立つ情報収集学ぶ おかやま信金新入職員研修始まる

伝わりやすい文章の書き方などを学んだ研修
伝わりやすい文章の書き方などを学んだ研修
 おかやま信用金庫(岡山市北区柳町)は17日、4月入庫予定の新入職員22人を対象に、新聞を業務に活用する研修を始めた。6月まで3回にわたり、伝わりやすい文章の書き方や仕事に役立つ情報収集の方法などを学ぶ。

 初回は同信金本店であり、山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務めた。瀬尾次長は「新聞から得た情報は会話や行動のきっかけになる」と説明。結論を先に書く新聞記事の「逆三角形スタイル」について解説し「見出しやリード(前文)を読めば効率的に情報収集できる」と述べた。

 グループワークでは同信金に関連する記事などを使い、見出しを付ける作業に挑戦。瀬尾次長は「見出しは究極の要約。情報を整理する力を養えば、相手の話に対する理解力や伝える力の向上につながる」と助言した。

 参加した女性(22)は「新聞で情報を蓄積し、お客さんとの会話に生かしたい。相手に伝わりやすい話し方も身に付けたい」と話していた。

(2023年03月17日 17時08分 更新)

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