山陽新聞デジタル|さんデジ

児島湖周辺でカワヅザクラ満開 6千本、19日は花回廊一般開放

花見会場で満開に咲き誇るカワヅザクラ
花見会場で満開に咲き誇るカワヅザクラ
 早咲きの桜・カワヅザクラの見頃に合わせ、岡山市南区築港栄町の花回廊ゴルフコースを一般開放する「河津桜花見会~第14回児島湖花回廊さくらまつり」(実行委主催)が19日に開かれる。会場一帯では濃いピンクの花が満開に咲き誇り、春の雰囲気を盛り上げている。

 まつりは午前9時~午後4時。新型コロナウイルス禍で4年ぶりの開催だが、恒例のグルメ屋台や遊具の設置、ステージ企画は取りやめ、会場の開放のみとした。飲食物の持ち込みは可能。コロナと共存する「ウィズコロナ」を見据え、来年以降も同じ形式で実施する予定という。

 会場を含む児島湖周辺では、DOWAホールディングス(東京)や地元住民らでつくる「児島湖花回廊サポーターズクラブ」が2007年から道路沿いや公園などにカワヅザクラを植樹。現在は6千本にまで増えている。

 今年は例年並みの2月22日に開花し、3月に入ってからの陽気で一気に開花が進んだ。見頃は20日ごろまでの見込み。クラブの国里和徳事務局長(64)は「家族や友人と弁当と飲み物を持ち寄り、春の訪れを楽しんでほしい」と話している。

 問い合わせはクラブ事務局(086―262―2911)。

(2023年03月16日 16時19分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ