岡山・笹ケ瀬川で1.6トン回収 「里海 未来へ」 一斉清掃
瀬戸内海のごみ削減を目指す山陽新聞社の吉備の環(わ)アクション「里海 未来へ」の一環で、岡山市西部・笹ケ瀬川の一斉清掃活動が12日行われ、住民や公募ボランティアら計約600人が劣化による自然環境への悪影響が懸念されるプラスチックごみなどの回収に当たった。
【ボランティアの奮闘 写真10枚で紹介】
山陽新聞社主催の清掃活動は昨年11月の岡山市・旭川に続き2回目。「海ごみストップ! 笹ケ瀬川クリーンアクト」と銘打ち、北区一宮~南区浦安西町の河川敷約9キロ区間に主会場(北区平田)と住民主体の地域会場六つの計7会場を設けた。
主会場には230人が参加。同社の松田正己社長が開会あいさつで「持続可能な地域づくりを進める上で海ごみ対策は重要。連携して削減を進めましょう」と呼びかけた。参加者はペットボトルや発泡スチロール片などを火ばさみで拾い、川でもカヌー愛好グループが岸辺に漂うごみをボートにすくい上げた。集めた後は全員で分別し地元中学生が計量した。
各会場の作業は30分~1時間。ごみの総量は空き缶や瓶なども含め約1・6トンに上った。
今回の活動は岡山市が共催。岡山、広島、香川、愛媛4県と日本財団(東京)でつくる瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成を受けた。瀬戸内海のごみの7割近くは陸域部が排出源といい、人口が多い河川下流での取り組みは特に求められるため笹ケ瀬川を対象とした。
【ボランティアの奮闘 写真10枚で紹介】
山陽新聞社主催の清掃活動は昨年11月の岡山市・旭川に続き2回目。「海ごみストップ! 笹ケ瀬川クリーンアクト」と銘打ち、北区一宮~南区浦安西町の河川敷約9キロ区間に主会場(北区平田)と住民主体の地域会場六つの計7会場を設けた。
主会場には230人が参加。同社の松田正己社長が開会あいさつで「持続可能な地域づくりを進める上で海ごみ対策は重要。連携して削減を進めましょう」と呼びかけた。参加者はペットボトルや発泡スチロール片などを火ばさみで拾い、川でもカヌー愛好グループが岸辺に漂うごみをボートにすくい上げた。集めた後は全員で分別し地元中学生が計量した。
各会場の作業は30分~1時間。ごみの総量は空き缶や瓶なども含め約1・6トンに上った。
今回の活動は岡山市が共催。岡山、広島、香川、愛媛4県と日本財団(東京)でつくる瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成を受けた。瀬戸内海のごみの7割近くは陸域部が排出源といい、人口が多い河川下流での取り組みは特に求められるため笹ケ瀬川を対象とした。
(2023年03月12日 15時14分 更新)