大阪ガス、イチゴ収穫量予測 独自の気象技術とAI
大阪ガスは、イオングループ傘下のイオンアグリ創造(千葉市)の農場で、イチゴの生育に必要な光合成量を算出し、収穫量を人工知能(AI)で予測する実証実験を始めた。大ガスは、太陽光発電量の予測などで独自の気象予測技術を培っており、農業分野でも生かす。精度を高めて出荷のタイミングを調整し、フードロスの削減にもつなげる。
イオンアグリ創造は全国の直営農場で生産した農作物をイオングループ各社に販売している。イチゴを計画的に販売するため、従来は栽培担当者が10日程度先までの出荷量を天気予報や成熟具合を基に判断していたが、予測が外れると欠品や廃棄ロスが生じる恐れがあった。
イオンアグリ創造は全国の直営農場で生産した農作物をイオングループ各社に販売している。イチゴを計画的に販売するため、従来は栽培担当者が10日程度先までの出荷量を天気予報や成熟具合を基に判断していたが、予測が外れると欠品や廃棄ロスが生じる恐れがあった。
(2023年03月11日 15時28分 更新)