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伝統のとんど 児童ら無病息災祈る 福山城ゆかり、光小学区で祭り

住民が見守る中、炎を上げて燃えるとんど
住民が見守る中、炎を上げて燃えるとんど
 福山城築城(1622年)を祝って始まったとされ、福山市内各地で続く「とんど祭り」のうち、光小学区の祭りが5日、同市草戸町の同小であり、地域の約500人が無病息災などを祈った。

 新年の恒例行事は新型コロナウイルスの影響で昨年、一昨年は中止となり、今年も時期を遅らせて行った。

 校庭に竹を組み立てたとんど2基(高さ約3・5メートル)を設置。光学区まちづくり推進委員会のメンバーらがむしろをかぶせ、「感謝」「努力」などの抱負を記した児童の書き初めを巻き付けた。

 児童10人が一斉に点火すると、炎が上がり竹がはじける音が会場に響いた。6年の男児(12)は「少し熱かったけど迫力がすごかった。今年は楽しい中学校生活を送りたい」と話していた。

(2023年03月05日 18時09分 更新)

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