奈良・平安時代に活躍した岡山県和気町出身の和気清麻呂(733~799年)を祭る和気神社(同町藤野)で、ツバキが見頃を迎えた。茶花として好まれる「太郎冠者(たろうかじゃ)」と「侘助(わびすけ)」の2品種で、参拝者の目を楽しませている。
本殿周辺や参道に沿って、「太郎冠者」が約120本、「侘助」が約20本それぞれ植えられ“春色”に染め上げている。織田信長の弟で茶人の織田有楽斎(うらくさい)が好んだとされる「太郎冠者」は本殿を取り囲むようにあり、直径3、4センチの薄いピンクの花が枝いっぱいに広がっている。一方、豊臣秀吉が重宝したという「侘助」は直径5センチほどの清らかな白い花をつけ、咲き誇っている。
小森国彦宮司(51)は「境内のツバキはこの時季の風物詩。今月下旬ごろまで楽しめそう」と話している。
本殿周辺や参道に沿って、「太郎冠者」が約120本、「侘助」が約20本それぞれ植えられ“春色”に染め上げている。織田信長の弟で茶人の織田有楽斎(うらくさい)が好んだとされる「太郎冠者」は本殿を取り囲むようにあり、直径3、4センチの薄いピンクの花が枝いっぱいに広がっている。一方、豊臣秀吉が重宝したという「侘助」は直径5センチほどの清らかな白い花をつけ、咲き誇っている。
小森国彦宮司(51)は「境内のツバキはこの時季の風物詩。今月下旬ごろまで楽しめそう」と話している。
(2023年03月03日 18時56分 更新)