環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているセツブンソウが、半田山植物園(岡山市北区法界院)で咲き始めた。小さくて愛らしい花が草や落ち葉の間から顔をのぞかせ、来園者に春の訪れを知らせている。
直径1・5センチほどの花をつけるキンポウゲ科の多年草。節分の時季に咲き始めることが名前の由来とされ、同園によると今年は寒さが和らいだ2日に開花を確認した。今月いっぱい楽しめるという。
植物園は希少な植物を保護しようと2012年から県内の自生地の球根を譲り受け、現在は約100株を栽培している。柴田映昭統括園長は「春を感じさせる植物の代表格。淡い青色が特徴の花をぜひ見に来てほしい」と呼びかける。
直径1・5センチほどの花をつけるキンポウゲ科の多年草。節分の時季に咲き始めることが名前の由来とされ、同園によると今年は寒さが和らいだ2日に開花を確認した。今月いっぱい楽しめるという。
植物園は希少な植物を保護しようと2012年から県内の自生地の球根を譲り受け、現在は約100株を栽培している。柴田映昭統括園長は「春を感じさせる植物の代表格。淡い青色が特徴の花をぜひ見に来てほしい」と呼びかける。
(2023年02月08日 16時52分 更新)