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岡山県内公立高 特別入試始まる 46校に7千人、学力検査や面接

特別入試の学力検査に臨む受験生=岡山東商業高
特別入試の学力検査に臨む受験生=岡山東商業高
 岡山県内の公立高校46校で8日、2023年度特別入試が2日間の日程で始まった。3月の一般入試に先立って約7千人が出願。共通の学力検査や面接、各校独自の作文、実技などに挑んだ。

 岡山東商業高(岡山市中区東山)ではビジネス創造科と情報ビジネス科で行い、特別入試の募集枠計256人に対して364人が受けた。担当者から注意事項の説明を受けた後、午前9時20分から国語、数学、英語の学力検査と作文に臨んだ。9日は面接がある。

 生徒の多様な能力や適性をみて選抜する特別入試は14年度に導入され、23年度は県立42校と岡山、倉敷、玉野市立の4校で実施。県立全日制では県教委が募集枠の上限を緩和したのを受けて28校が定員を拡大し、総定員1万805人の4割超に当たる4462人を特別入試で募った。

 合格内定者は17日に通知する。新型コロナウイルス感染などで受験できなかった生徒向けに一部の学校では3月2日に追試を行う。一般入試は同8、9日に実施する。

(2023年02月08日 11時44分 更新)

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