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卒業式、マスクなし容認へ 新型コロナ、厚労省専門家有志

 学校の卒業式や入学式といった式典にマスクを着けずに参加できることを条件付きで容認する見解案を、厚生労働省の専門家組織の有志らがまとめたことが8日、分かった。地域の新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いた状況では「参列者がマスクを着用しなくてよいことも考慮されうる」と指摘。同日午後に開かれる専門家組織の会合に提示する見通し。

 見解案では、マスクを着用しない場合には、体調に不安がある人は参加を控えることや、参列者同士の距離を空けること、十分な換気、近くで会話する機会を慎むこと、着用の有無は本人の意思を尊重することに配慮し、納得の上での参加が望まれるとした。

(2023年02月08日 11時13分 更新)

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