ペットショップ「ペットライフポッター」(岡山市中区浜)が保健所に収容された犬の譲渡活動を行っている。店内での飼育に必要な費用を調達するため、クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。
同店は殺処分される犬を減らそうと、2018年11月に犬猫の販売をやめ、ペットのトリミングやホテル、フードやグッズ販売のみに事業を転換。「ペットを売らないペットショップ」を掲げ、同12月に保護犬を譲渡する取り組みを始めた。
引き取るのは、体が大きかったり気性が荒かったりする理由で飼い主を募る期限が迫った成犬(元野犬)。店を運営する傍ら、店員が食事や排せつ、散歩といった人慣れや社会性のトレーニングを施す。ガラス張りの飼育スペース(約12平方メートル)を設け、誰もが気軽に出入りできる店内で譲渡の機会をつくっている。
これまでに8匹を希望者に譲渡した。数日で飼い主が見つかるケースもあれば、2年を要したことも。店の売り上げから費用を賄っているため「一度に1、2匹を育てるのが限界」(同店)という。
昨年7月から推定1歳の「シュル」(雄、体重17キロ)1匹を飼う。当初は隅から動かず人を怖がっていたが、顔を合わせて人の手から餌を食べ、散歩もできるようになった。
返礼品にはプライベートブランド(PB)の新商品であるフードやおやつを用意し、事実上購入してもらう。「寄付に頼らない店舗完結型の活動につながる。できる範囲で継続的に保護犬の手助けがしたい」と、店の業態をプロデュースした澤木崇さん(47)は協力を呼びかける。
CFは山陽新聞社や中国銀行などが運営する「晴れ!フレ!岡山」のサービスを利用。10万円を目標に24日まで募る。詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/110782)。
同店は殺処分される犬を減らそうと、2018年11月に犬猫の販売をやめ、ペットのトリミングやホテル、フードやグッズ販売のみに事業を転換。「ペットを売らないペットショップ」を掲げ、同12月に保護犬を譲渡する取り組みを始めた。
引き取るのは、体が大きかったり気性が荒かったりする理由で飼い主を募る期限が迫った成犬(元野犬)。店を運営する傍ら、店員が食事や排せつ、散歩といった人慣れや社会性のトレーニングを施す。ガラス張りの飼育スペース(約12平方メートル)を設け、誰もが気軽に出入りできる店内で譲渡の機会をつくっている。
これまでに8匹を希望者に譲渡した。数日で飼い主が見つかるケースもあれば、2年を要したことも。店の売り上げから費用を賄っているため「一度に1、2匹を育てるのが限界」(同店)という。
昨年7月から推定1歳の「シュル」(雄、体重17キロ)1匹を飼う。当初は隅から動かず人を怖がっていたが、顔を合わせて人の手から餌を食べ、散歩もできるようになった。
返礼品にはプライベートブランド(PB)の新商品であるフードやおやつを用意し、事実上購入してもらう。「寄付に頼らない店舗完結型の活動につながる。できる範囲で継続的に保護犬の手助けがしたい」と、店の業態をプロデュースした澤木崇さん(47)は協力を呼びかける。
CFは山陽新聞社や中国銀行などが運営する「晴れ!フレ!岡山」のサービスを利用。10万円を目標に24日まで募る。詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/110782)。
(2023年02月06日 18時19分 更新)