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ロシアでイラン製ドローン生産へ 工場を新設計画と報道

 ウクライナ東部で墜落したイラン製ドローンのものとされる残骸(ウクライナ軍提供・AP=共同)
 ウクライナ東部で墜落したイラン製ドローンのものとされる残骸(ウクライナ軍提供・AP=共同)
 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは5日、イラン製無人機(ドローン)の新たな工場をロシア国内に建設する計画を両国政府が進めていると報じた。米同盟国関係者の話としている。生産までには数年かかるとみられ、ロシアがウクライナで使うことを想定している。

 米政府は昨年12月、イランとロシアが無人機のロシアでの共同生産を検討していると明らかにしていた。米国と対立する両国の防衛協力が具体的に進展している可能性がある。

 工場が稼働すれば、ロシアが主に使用しているイラン製「シャヘド136」よりも速度が出て航続距離も長い無人機を少なくとも6千機、生産できるようになるという。

(2023年02月06日 16時42分 更新)

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