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偵察気球撃墜、共和「遅過ぎた」 バイデン政権対応を批判

 5日、米南部サウスカロライナ州沖で撃墜された中国の偵察気球の残骸を捜すヘリコプター(ゲッティ=共同)
 5日、米南部サウスカロライナ州沖で撃墜された中国の偵察気球の残骸を捜すヘリコプター(ゲッティ=共同)
 【ワシントン共同】米東海岸沖で米軍が中国の偵察気球を撃墜した対応を巡り、野党共和党は5日、米国の上空に侵入した直後に撃ち落とさず、本土を通過させたバイデン政権の判断は「遅きに失した」(東部ニューハンプシャー州のスヌヌ知事)と批判した。米メディアによると、共和党が多数派を握る下院は政権の対応を非難する決議の検討に入った。

 共和党は気球が1月28日にアラスカ州アリューシャン列島北方の防空識別圏に入った後もすぐに事実を公表せず8日間、撃墜しなかった政権の対応を問題視。2024年大統領選への再選出馬に意欲を見せるバイデン大統領を追及する構えだ。

(2023年02月06日 17時16分 更新)

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