三輪そうめんの産地、奈良県桜井市の大神神社で5日、生産者と卸業者が今年の初取引価格を神前の占いで決める「卜定祭」があり、「安値」となった。今年は原材料高騰などで基準値が昨年より千円引き上げられ、結果的に標準品の「誉」(新物18キロ)は昨年より800円高い1万1800円で過去最高となった。
占いは神職が「高値」「中値」「安値」と書いた十数個の小さな紙玉を用意し、筒状に束ねた麻を近づけて張り付いた紙玉を「神意」としている。高値、中値、安値は100円刻みで、祭事前に生産者と卸業者間で決めている。
占いは神職が「高値」「中値」「安値」と書いた十数個の小さな紙玉を用意し、筒状に束ねた麻を近づけて張り付いた紙玉を「神意」としている。高値、中値、安値は100円刻みで、祭事前に生産者と卸業者間で決めている。
(2023年02月05日 17時40分 更新)