最大級交差点が一晩で架橋、仙台 国道４号バイパス、渋滞緩和へ
日本最大級の箱堤交差点で行われた橋桁を架ける工事。２日夜に始まり（上）、右から左へ橋桁が送り出され（中）、３日未明に完了した＝仙台市
立体化工事が進む国道４号仙台バイパスにある車線数が日本最大級の箱堤交差点（仙台市）で３日早朝、重さ計約６００トンの橋桁を架ける工事が一晩で終わった。国道と市道が交わり、右・左折レーンを含めると計２２車線が進入する場所で、交差点の上を走る立体化により、頻発する渋滞の緩和や事故の減少を狙う。
国土交通省仙台河川国道事務所によると、片側から少しずつ橋桁を送り出す工法で、約７時間かけ約６５メートルの橋脚間に、上下４車線分の橋桁が架けられた。箱堤交差点を含む約１・４キロの区間を立体化する工事の一環で、高架橋は２０２４年度に開通予定。
国土交通省仙台河川国道事務所によると、片側から少しずつ橋桁を送り出す工法で、約７時間かけ約６５メートルの橋脚間に、上下４車線分の橋桁が架けられた。箱堤交差点を含む約１・４キロの区間を立体化する工事の一環で、高架橋は２０２４年度に開通予定。
（2023年02月03日 11時08分 更新）
