300年以上続くとされる真庭市北房地域の伝統行事「北房ぶり市」が5日、同市下呰部の呰部商店街で開かれる。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催になる。
商店街の約1キロ区間を歩行者天国にし、2カ所に設置する「ぶり小屋」で約300匹をさばいて割安販売する。お好み焼きや綿菓子などの出店も並び、太鼓や神楽といったステージイベントも会場を盛り上げる。感染対策で、代官役が領主から届いたぶり市の許可状を読み上げる恒例の開幕式典は中止する。
北房ぶり市は江戸時代、一帯が伊勢亀山藩(三重県)の飛び地領で、領内繁栄のために藩が市を奨励したのが始まりとされる。「ぶり市の風に当たると風邪をひかない」との言い伝えもある。
午前10時~午後4時。北房振興局と北房小を駐車場として利用できる。問い合わせは呰部商店会(0866―52―2929)。
商店街の約1キロ区間を歩行者天国にし、2カ所に設置する「ぶり小屋」で約300匹をさばいて割安販売する。お好み焼きや綿菓子などの出店も並び、太鼓や神楽といったステージイベントも会場を盛り上げる。感染対策で、代官役が領主から届いたぶり市の許可状を読み上げる恒例の開幕式典は中止する。
北房ぶり市は江戸時代、一帯が伊勢亀山藩(三重県)の飛び地領で、領内繁栄のために藩が市を奨励したのが始まりとされる。「ぶり市の風に当たると風邪をひかない」との言い伝えもある。
午前10時~午後4時。北房振興局と北房小を駐車場として利用できる。問い合わせは呰部商店会(0866―52―2929)。
(2023年02月03日 14時28分 更新)