「年収の壁」問題、対応策を検討 首相表明、衆院予算委
岸田文雄首相は1日の衆院予算委員会で、女性が働く時間を抑える一因とされる「年収の壁」の問題を巡り、制度の見直しを図る考えを示した。「パートタイムや非正規雇用の労働者が希望に応じて収入を増やせることが重要だ。政府として幅広く対応策を検討する」と述べた。
年収が一定額を超えると配偶者控除が受けられなくなるほか、社会保険料負担が生じることもあるなど「壁」の問題が指摘されている。首相は「被扶養者が扶養から外れると社会保険料負担が生じるために就労調整をすることがある。指摘の通りだ」と語った。
年収が一定額を超えると配偶者控除が受けられなくなるほか、社会保険料負担が生じることもあるなど「壁」の問題が指摘されている。首相は「被扶養者が扶養から外れると社会保険料負担が生じるために就労調整をすることがある。指摘の通りだ」と語った。
(2023年02月01日 10時52分 更新)