国特別史跡・旧閑谷学校(備前市閑谷)で31日、春を呼ぶ恒例の芝焼きが行われ、冬枯れで薄茶色になっていた芝生が瞬く間に真っ黒に染め上がった。
校門の「鶴鳴門」南側の芝生広場で、県青少年教育センター閑谷学校のスタッフら17人が作業した。風上からたいまつで点火すると、「パチパチ」と乾いた音を立ててあっという間に燃え広がり、雰囲気は一変。焦げた黒い芝と立ち上る白煙が眼前に広がった。訪れた人たちは、季節の風物詩を写真に収めようと、盛んにシャッターを切っていた。
芝焼きは害虫駆除や芝の発育を促すため、毎年この時季に実施。春先には新芽が生えそろい、一面は鮮やかな緑に覆われるという。
県青少年教育センター閑谷学校の森定宏之次長(64)は「漆黒の芝生越しの史跡は見応え十分で、荘厳さがある。今だけの風景を楽しんでもらいたい」と話していた。
校門の「鶴鳴門」南側の芝生広場で、県青少年教育センター閑谷学校のスタッフら17人が作業した。風上からたいまつで点火すると、「パチパチ」と乾いた音を立ててあっという間に燃え広がり、雰囲気は一変。焦げた黒い芝と立ち上る白煙が眼前に広がった。訪れた人たちは、季節の風物詩を写真に収めようと、盛んにシャッターを切っていた。
芝焼きは害虫駆除や芝の発育を促すため、毎年この時季に実施。春先には新芽が生えそろい、一面は鮮やかな緑に覆われるという。
県青少年教育センター閑谷学校の森定宏之次長(64)は「漆黒の芝生越しの史跡は見応え十分で、荘厳さがある。今だけの風景を楽しんでもらいたい」と話していた。
(2023年01月31日 16時42分 更新)