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長野で雪崩、男性2人意識不明 スキー場外、外国人グループ

 長野県警本部
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 雪崩が発生した現場近くの栂池高原スキー場で、シートに隠され救急車に乗り込む負傷者ら=29日午後8時3分、長野県小谷村
 雪崩が発生した現場近くの栂池高原スキー場で、シートに隠され救急車に乗り込む負傷者ら=29日午後8時3分、長野県小谷村
 29日午後2時半ごろ、長野県小谷村の栂池高原スキー場北側のコース外で雪崩が発生した。県警によると、外国人の男女5人が巻き込まれ、男性2人が意識不明のまま山中に取り残された。20~40代の3人が下山し、20代の男性1人が右肩脱臼の軽傷を負った。県警は30日朝から十数人態勢で捜索する。

 県警によると、雪崩は白馬乗鞍岳天狗原の東側にある標高約2100メートルの斜面で起きた。雪崩を目撃した外国人が宿泊先の従業員を通じて県警に通報した。スキー場外の「バックカントリー」と呼ばれる区域で、現場付近で外国人3グループ13人がスキーなどをしていた。下山したのは計11人。

(2023年01月29日 22時59分 更新)

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