県内「第8波」ピークアウトか 直近1週間 コロナ感染4割減
岡山県が27日まとめた直近1週間(19~25日)の新型コロナウイルス感染状況によると、新規感染者は1万644人で前週(12~18日、1万8158人)より約4割減少した。前週を下回るのは2週連続で、県は流行「第8波」はピークアウトした可能性が高いとみている。ただ、病床使用率は6割程度と依然として高い水準で、引き続き警戒を呼びかける。
1日当たりの感染者は全ての日で前週の同じ曜日を下回った。クラスター(感染者集団)の発生も41件と前週を大きく下回った。高齢者施設が30件と約7割を占める。一方、感染者の年代別割合では10歳未満の16・5%が前週(12・1%)から最も増加した。学校などでの感染拡大が理由とみられる。
病床使用率は64・2%で前週(72・0%)から7・8ポイント減少。26日時点で59・1%まで下がっているものの、医療への負荷が高まるとされる50%を超えており、4段階分類の「レベル3(医療負荷増大期)」を維持する。
コロナを巡っては政府が27日、感染症法上の位置付けを5月に季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げると正式に決定。県保健福祉部は「目下の感染状況は高いレベルにあり、気を緩めると状況が悪化する恐れがある。ワクチン接種や感染防止の徹底など一人一人が対策を講じてほしい」としている。
1日当たりの感染者は全ての日で前週の同じ曜日を下回った。クラスター(感染者集団)の発生も41件と前週を大きく下回った。高齢者施設が30件と約7割を占める。一方、感染者の年代別割合では10歳未満の16・5%が前週(12・1%)から最も増加した。学校などでの感染拡大が理由とみられる。
病床使用率は64・2%で前週(72・0%)から7・8ポイント減少。26日時点で59・1%まで下がっているものの、医療への負荷が高まるとされる50%を超えており、4段階分類の「レベル3(医療負荷増大期)」を維持する。
コロナを巡っては政府が27日、感染症法上の位置付けを5月に季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げると正式に決定。県保健福祉部は「目下の感染状況は高いレベルにあり、気を緩めると状況が悪化する恐れがある。ワクチン接種や感染防止の徹底など一人一人が対策を講じてほしい」としている。
(2023年01月27日 19時11分 更新)