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「連島れんこん」出荷箱を刷新 倉敷芸科大生 特殊なくわデザイン

出荷箱をデザインした木村さん(右)とレンコン生産者の高橋さん
出荷箱をデザインした木村さん(右)とレンコン生産者の高橋さん
 倉敷市連島地区特産のレンコンの生産者有志が、倉敷芸術科学大(同市連島町西之浦)の協力を得て出荷箱をリニューアルした。収穫時に使う特殊な形のくわをモチーフにしたスタイリッシュな図柄で、ブランドイメージのアップにつなげる。2月からJA晴れの国岡山(同市玉島八島)を通じた出荷で活用する予定。

 デザインしたのは、芸術学部3年の木村友香さん(21)。くわにレンコン畑の水面をイメージした躍動感のある墨絵タッチの線を合わせ、ローマ字と日本語で「連島れんこん」と記している。

 レンコンは水圧で泥を飛ばす「水掘り」が主流だが、連島地区では傷を付けないよう一本一本、くわで掘り起こして収穫しており、木村さんは「産地の象徴として、くわをデザインに取り入れた」と説明。生産者の一人、高橋幹雄さん(39)は「箱に負けない高品質のレンコンを生産するため精進する。ローマ字表記に触発され、世界に発信するという夢も芽生えた」と話す。

 連島地区は西日本有数のレンコン産地。同JA倉敷アグリセンター(同市連島町西之浦)によると、約30戸がおよそ35ヘクタールで栽培しており、8月中旬から翌年6月下旬まで、中四国地方の市場を中心に出荷している。出荷箱のリニューアルは中国銀行連島支店(同市連島中央)の仲介で実現。木村さんと生産者らが、昨年5月頃から打ち合わせを重ねてきた。

(2023年01月25日 16時35分 更新)

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