
大卒ルーキーの昨季、リーグ39試合で5得点をマークしたMF田中雄大。攻守にアグレッシブにプレーする背番号14に魅了されたサポーターの方も多いはずです。若手のけん引役としても期待です。(取材日:1月18日/亀井良平)
田中雄大
――ここまでの調整はいかがでしょうか?
徐々にコンディションが上がってきています。キャンプに入ると試合もあるので、試合勘を上げていきたいです。
――今季の役割をどう感じていますか?。技術的にうまい選手が増えましたね。
去年と変わらない部分では守備の部分では強くいく。自分がスイッチになるのは昨シーズンである程度、良い感覚を得られたので、続けることと、よりゴールに関われるようにしたいです。チームとしてボールをつなぐのがうまくなりそうな雰囲気がありますけど、それだけで勝てるわけではないです。ゴールに関われるようにしていきたいです。
――今季、ゴールはどれだけ取りますか?
2桁ですね。去年から狙っています。チャンスを決めていればそれくらいはいったと思います。去年ゴールを取れたからといって今年取れるとは限らないので、毎試合取るイメージを持ってやっていきたいです。
――去年は自信になったシーズンでしたか?
自信にはなりましたけど、結果的にチームがJ1に上がれませんでした。J1に上がれなかった思いが強いので、日々、成長していければ良いかなと思います。
――オフシーズンはどんなトレーニングをしたのでしょうか?
パーソナルトレーニングをしましたし、ゆっくり休むところは休めました(笑)。大学の同期とか、いろんな人に会え、パワーをもらえたのでまた頑張りたいです! パーソナルは体幹トレーニングやセルフケアをして、今シーズン、継続してやっていきたいですね。去年は最後、疲れがあって体の切れがなくなっている感じがしました。シーズンの日程は違いますけど、1年間切れを出せるようにやっていきたいです。ワールドカップを見ていて『休んでいられないな』と思い、結構早くから体を動かしていました。
――非常に若い選手が増えましたね!
本当に若い選手の成長がチームとしての成長にもつながると思うので、そこを自分が引っ張っていけるようにしたいなと。若い選手の力がチームの結果につながると、自覚を持ってやりたいなというのと、結果を出したいです。
――今シーズンに向けていかがでしょうか。
去年は悔しい形で終わってしまいました。必ずJ1に上がると、開幕戦の1節目から意識し、1試合1試合を全力で勝っていきたいです。そうすればJ1昇格につながると思います。去年得た自信を今季につなげていきたいです!