ADK前社長、贈賄を認める方針 無罪主張一転、勾留3カ月
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄罪で起訴された広告大手ADKホールディングス(HD)の前社長植野伸一被告(68)が無罪主張を一転させ、起訴内容を認める方針であることが18日、関係者への取材で分かった。昨年11月や今年1月の保釈請求が退けられ、約3カ月に及ぶ勾留が影響したとみられる。
起訴状によると、植野被告は元部下2人と共謀。大会組織委員会元理事の高橋治之被告(78)に大会スポンサー契約の「販売協力代理店」に選任してほしいなどと依頼。2019年11月~22年1月、高橋被告のコンサルタント会社「コモンズ」に計約1400万円を入金したとされる。
起訴状によると、植野被告は元部下2人と共謀。大会組織委員会元理事の高橋治之被告(78)に大会スポンサー契約の「販売協力代理店」に選任してほしいなどと依頼。2019年11月~22年1月、高橋被告のコンサルタント会社「コモンズ」に計約1400万円を入金したとされる。
(2023年02月08日 07時51分 更新)