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「大雪」岡山県内は冷え込む朝に 最低気温、14地点で平年下回る

降り積もった落ち葉で遊ぶ親子=7日午前10時33分、岡山県総合グラウンド
降り積もった落ち葉で遊ぶ親子=7日午前10時33分、岡山県総合グラウンド
 7日は二十四節気の一つで降雪の多いころとされる「大雪」。岡山県内は同日朝、上空に寒気が流れ込んだ影響で冷え込んだ。美作市では午前4時6分、氷点下2・9度(平年0・4度)となり、今季最低の気温を観測した。

 他の観測地点の最低気温は、奈義町が氷点下3・6度(平年氷点下0・1度)▽津山市が氷点下0・6度(1・3度)▽瀬戸内市は今季最低の1・1度(2・7度)▽岡山市中心部は2・9度(3・1度)―など。全16地点のうち14地点で平年を下回り、この時季らしい冷え込みとなった。

 岡山県総合グラウンド(同市北区いずみ町)では、赤や黄色の落ち葉で遊ぶ親子の姿も見られた。息子(2)と散歩に訪れた主婦(44)=同市北区=は「息子は落ち葉の上を三輪車で走るのがお気に入り。きれいな木の実などを拾い、クリスマスリースを作りたい」と話していた。

 岡山地方気象台は「高気圧に覆われるため、7日午後は県南部ではほぼ平年並みの14度まで気温が上がる見込み。8~13日も日中の気温は平年より高くなるだろう」としている。

(2022年12月07日 12時39分 更新)

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