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デュークら意地見せるも豪及ばず W杯決勝T アルゼンチンに1―2

アルゼンチンに敗れ、デュークをねぎらうオーストラリアのアーノルド監督=アルラヤン(共同)
アルゼンチンに敗れ、デュークをねぎらうオーストラリアのアーノルド監督=アルラヤン(共同)
 サッカー・ワールドカップ(W杯)第14日(3日・アルラヤンほか)16強による決勝トーナメント1回戦が始まり、アルゼンチンとオランダがともに2大会ぶりに準々決勝に進出した。9日(日本時間10日)に4強入りを懸けて対戦する。両チームは2014年ブラジル大会の準決勝でぶつかり、アルゼンチンが延長を終えて0―0からのPK戦を制した。

アルゼンチン2―1オーストラリア
前半1―0
後半1―1

 オーストラリアにとって初の8強入りへ立ちはだかる壁は高かった。アルゼンチンに及ばず新たな歴史は刻めなかったが、アーノルド監督は「大会前は史上最低の代表チームと言われた。もうそんな声はなくなる」と16強入りの成果を誇った。

 球際で激しく寄せて相手のリズムを乱し、互いに好機の少ない展開に持ち込んだ。前半35分に一瞬の隙を突かれ、メッシに先制されると後半12分には相手のプレスに慌てたGKライアンが足元から球を奪われ、痛恨の2点目を失った。

 後半32分にオウンゴールで1点を返し、4分後には左サイドバックのベヒッチが4人を次々とかわしてシュート。監督が「黄色いユニホームを着たメッシのよう」と称した圧巻のプレーは惜しくもDFに防がれ、終了間際に18歳のクオルが迎えた決定機もGKの好守に阻まれた。

 アジア最終予選で日本に2敗するなど苦戦して前評判は低かったが、J2岡山に所属するデュークら世界的に無名の選手たちが意地を見せた。6度目の出場で初めて2連勝し、16年ぶりに進んだ決勝トーナメントで強豪を追い詰めた。監督は「世界3位にランクされるチームと真剣勝負できる機会はなかなかない。いい戦いを見せた選手を誇りに思う」とねぎらった。

(2022年12月04日 21時29分 更新)

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