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方谷への親しみ「肌で感じた」 直木賞作家・澤田さん 連載に意欲

連載を前に意欲を語る澤田さん(左)=山陽新聞社
連載を前に意欲を語る澤田さん(左)=山陽新聞社
 幕末、備中松山藩の財政危機を救った儒学者山田方谷(1805~77年)を題材にした小説を来年2月から山陽新聞朝刊に連載予定の直木賞作家・澤田瞳子さん(45)=京都市=が18日、岡山市北区柳町の山陽新聞社を訪れ、執筆に向けた意気込みを語った。

 方谷が生まれた高梁市を前日に訪問し、生家跡や山田家墓所などを巡った澤田さんは「山あいにありながら豊かな土地で、町全体に方谷さんへの親しみがあふれていると肌で感じた」と印象を話した。松田正己社長が「女性の視点で魅力ある方谷が描かれることを期待している」と激励すると、「次の日が楽しみになるような作品にしたい」と抱負を述べた。

 澤田さんは京都市生まれ。同志社大大学院文学研究科博士課程前期修了。2021年に「星落ちて、なお」で第165回直木賞を受賞するなど、歴史小説の旗手として知られる。この日は岡山市内で開かれた同志社校友会県支部総会にも招かれ、「歴史を物語る」と題して講演した。

(2022年11月18日 20時18分 更新)

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