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井手さんが描く崇高な世界観堪能 瀬戸内市立美術館、特別展は中盤

最新作の「山乃神」。崇高な世界観が来場者を魅了する
最新作の「山乃神」。崇高な世界観が来場者を魅了する
 日本美術院同人の日本画家井手康人さん(60)=瀬戸内市=の特別展「神々の視座―井手康人―」(瀬戸内市立美術館、山陽新聞社主催)は会期中盤。会場の市立美術館(同市牛窓町牛窓)には18日も熱心なファンが訪れ、崇高な世界観を堪能している。来年1月15日まで。

 井手さんがライフワークとしているインドネシア・バリ島の踊り子の女性をモチーフにした代表作約50点を展示。新型コロナウイルス収束の願いが込められた最新作「山乃神(やまのかみ)」は、山の女神が厄災を払うとされる金色のクジャクと描かれ、神秘的な雰囲気を漂わす。

 院展で内閣総理大臣賞に輝いた「神々の視座」など大作も目を引き、バリ島から取り寄せた神輿(みこし)やカヌー、チョウの標本も並ぶ。

 倉敷市の男性(73)は「どの作品もオリジナリティーにあふれ、心に響く美しさがある」と話した。

 月曜日や12月28日~1月4日など休館。開館時間は午前9時~午後5時。一般900円、65歳以上・20人以上の団体800円。中学生以下無料。

(2022年11月18日 17時10分 更新)

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