武藤順九さん指導 児童が墨絵体験 美作で「寺子屋」 巻紙に個性表現
世界的な彫刻家・画家の武藤順九さん(72)=津山市=による墨絵体験のワークショップ「お絵描き寺子屋」が17日、美作市下町の大原小で開かれた。児童たちは、自分ですった墨を使って思い思いの絵を描いた。
同小と来春閉校する東粟倉小(東青野)の4年生計28人が参加。武藤さんは、自分で考えて表現する力を養ってほしいと「葉っぱの一生」というテーマのみ与え、描く内容は自由にした。児童たちは墨をすった経験がなくとまどっていたが、次第に筆が走り、墨の濃淡も楽しんだ。
長さ6メートルの巻紙に描いた作品は個性にあふれ、葉っぱや似顔絵、動物といった絵のほか、「やればできる」「楽しい」と感情を率直に表したものもあった。大原小の女子児童(10)は「墨のすり方でいろんな色が出て楽しかった」、東粟倉小の男子児童(10)は「落書きみたいに自由に描けて面白かった」と笑顔だった。
ワークショップは津山、真庭市、奈義町などでも開催している。武藤さんは「まずは自分で考えて描き切ることが重要。墨という日本の文化も伝えられて良かった」と話した。
同小と来春閉校する東粟倉小(東青野)の4年生計28人が参加。武藤さんは、自分で考えて表現する力を養ってほしいと「葉っぱの一生」というテーマのみ与え、描く内容は自由にした。児童たちは墨をすった経験がなくとまどっていたが、次第に筆が走り、墨の濃淡も楽しんだ。
長さ6メートルの巻紙に描いた作品は個性にあふれ、葉っぱや似顔絵、動物といった絵のほか、「やればできる」「楽しい」と感情を率直に表したものもあった。大原小の女子児童(10)は「墨のすり方でいろんな色が出て楽しかった」、東粟倉小の男子児童(10)は「落書きみたいに自由に描けて面白かった」と笑顔だった。
ワークショップは津山、真庭市、奈義町などでも開催している。武藤さんは「まずは自分で考えて描き切ることが重要。墨という日本の文化も伝えられて良かった」と話した。
(2022年11月17日 17時45分 更新)