「おかやまマラソン2022」(実行委、岡山陸上競技協会主催)が13日、岡山県総合グラウンド(岡山市北区いずみ町)一帯を発着点に開かれた。新型コロナウイルスの影響で2年連続中止され、3年ぶりの開催。県内外から計1万1145人のランナーがフルマラソンに出場し、晩秋の岡山路を駆け抜けた。
【写真館】ランナーや沿道の応援風景
午前8時45分、実行委の越宗孝昌会長(山陽新聞社相談役)の号砲で一斉にスタート。あいにくの雨の中、レインコートなどを着たランナーたちは、沿道から大きな拍手を送る市民の応援に後押しされながら力走を見せた。人気アニメキャラクターや桃太郎に扮(ふん)した仮装ランナーもおり、観客の目を楽しませた。
中心市街地を抜け、南部の田園地帯を折り返す42・195キロの日本陸連公認コース。男子は豊田紘大さん(岡山・岡山商大付AC)が2時間18分31秒で初優勝、女子は冨井菜月さん(東京・PTC)が2時間48分10秒の大会新記録で初めて制した。
6時間(41・6キロ地点通過)の制限時間内に1万212人が完走(完走率91・6%)し、備前焼と倉敷市の伝統産品・真田紐(ひも)を使ったひし形のメダルが贈られた。
沿道では7万8千人(主催者発表)が観戦。約5千人のボランティアが大会を支えた。フルマラソンは初めてという主婦(43)=岡山市南区=は「38キロ付近で苦しくなったが、応援に励まされ乗り越えられた」。会社員男性(36)=津山市=は3年ぶりの大会に「やっと走ることができてうれしい。来年もぜひ開催してほしい」と話した。
新型コロナ禍を踏まえ、ワクチン3回接種か陰性の証明の提示を求め、密が生じる更衣エリアを設けないなど感染対策を徹底。ファンラン(5・6キロ)も取りやめた。
【写真館】ランナーや沿道の応援風景
午前8時45分、実行委の越宗孝昌会長(山陽新聞社相談役)の号砲で一斉にスタート。あいにくの雨の中、レインコートなどを着たランナーたちは、沿道から大きな拍手を送る市民の応援に後押しされながら力走を見せた。人気アニメキャラクターや桃太郎に扮(ふん)した仮装ランナーもおり、観客の目を楽しませた。
中心市街地を抜け、南部の田園地帯を折り返す42・195キロの日本陸連公認コース。男子は豊田紘大さん(岡山・岡山商大付AC)が2時間18分31秒で初優勝、女子は冨井菜月さん(東京・PTC)が2時間48分10秒の大会新記録で初めて制した。
6時間(41・6キロ地点通過)の制限時間内に1万212人が完走(完走率91・6%)し、備前焼と倉敷市の伝統産品・真田紐(ひも)を使ったひし形のメダルが贈られた。
沿道では7万8千人(主催者発表)が観戦。約5千人のボランティアが大会を支えた。フルマラソンは初めてという主婦(43)=岡山市南区=は「38キロ付近で苦しくなったが、応援に励まされ乗り越えられた」。会社員男性(36)=津山市=は3年ぶりの大会に「やっと走ることができてうれしい。来年もぜひ開催してほしい」と話した。
新型コロナ禍を踏まえ、ワクチン3回接種か陰性の証明の提示を求め、密が生じる更衣エリアを設けないなど感染対策を徹底。ファンラン(5・6キロ)も取りやめた。
(2022年11月13日 19時50分 更新)