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出火点、飛び火に素早く放水 玉野市消防本部、深山公園で訓練

深山公園で林野火災想定訓練に取り組む隊員ら
深山公園で林野火災想定訓練に取り組む隊員ら
 玉野市消防本部は11日、秋の火災予防運動(9~15日)に合わせ、深山公園で林野火災を想定した訓練を行った。若手隊員らの技術向上や現場での判断能力を養うことを目的に、事前に想定内容を知らせない「ブラインド型」で実施した。

 本署と東・西分署から職員30人が参加。午前10時、「深山公園親水広場南西の山林から煙が出ている」との通報を受けポンプ車4台が出動。出火点を確認し、タイズ池から水をくみ上げ、ホースを素早くつなぎ合わせて広場から約200メートル離れた出火点に放水した。

 その後、出火点からさらに約200メートル離れた新池広場付近で飛び火を確認。隊員らはさらにホースをつなぎ合わせて、飛び火地点にも放水した。訓練開始から、最初の出火点は約20分、飛び火地点は約30分で鎮圧・鎮火。計41本のホースをつなぎ合わせた。

 訓練後、藤岩真一消防署長は「林野火災では道なき道にホースを延長するなど、体力的にも厳しい現場になる。訓練の反省点などを共有し、実際の火災発生時に役立てたい」と話した。

 市内では2011年の石島以降、大規模な林野火災は発生していない。

(2022年11月11日 18時11分 更新)

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