岡山県は児島湖流域環境保全推進期間(9~11月)に合わせ、岡山、玉野市、早島町など8カ所で行われた「清掃大作戦」の実績をまとめた。地域住民ら延べ2059人が参加し、回収したごみは例年並みの約9・6トンに上った。
9月4日、10月30日、11月6日の3日間、児島湾締切堤防付近(岡山市)や倉敷美観地区の倉敷川周辺(倉敷市)などで地元企業の従業員や住民らが取り組んだ。ごみの内訳は可燃ごみが約8・4トン、不燃ごみが約1・2トン。ペットボトルやビニール袋といったプラスチックごみが目立ったという。
瀬戸内海の海ごみの7割近くは陸域部から排出され、河川や用水路を経て海に流出している。児島湖のごみの多くもこうしたルートで流れ込んでいるとみられ、県環境管理課は「川ごみを減らすことが児島湖をきれいにすることにつながる。陸域からごみを出さない機運の醸成に努めたい」としている。
清掃大作戦は県と流域6市町などでつくる児島湖流域環境保全対策推進協議会が1987年から実施。昨年は倉敷川周辺を除く7カ所で行われ、延べ1428人が約9・8トンを回収した。
9月4日、10月30日、11月6日の3日間、児島湾締切堤防付近(岡山市)や倉敷美観地区の倉敷川周辺(倉敷市)などで地元企業の従業員や住民らが取り組んだ。ごみの内訳は可燃ごみが約8・4トン、不燃ごみが約1・2トン。ペットボトルやビニール袋といったプラスチックごみが目立ったという。
瀬戸内海の海ごみの7割近くは陸域部から排出され、河川や用水路を経て海に流出している。児島湖のごみの多くもこうしたルートで流れ込んでいるとみられ、県環境管理課は「川ごみを減らすことが児島湖をきれいにすることにつながる。陸域からごみを出さない機運の醸成に努めたい」としている。
清掃大作戦は県と流域6市町などでつくる児島湖流域環境保全対策推進協議会が1987年から実施。昨年は倉敷川周辺を除く7カ所で行われ、延べ1428人が約9・8トンを回収した。
(2022年11月08日 09時33分 更新)