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真木山頂・長福寺伽藍跡を整備 美作市歴史文化財研究会と総代ら

草を刈って参道をきれいにする参加者
草を刈って参道をきれいにする参加者
 市民グループ・美作市歴史文化財研究会は9月29日、かつて英田地域の真木山山頂付近で栄えた長福寺伽藍(がらん)跡の整備活動に取り組んだ。

 会員や、現在は山麓にある長福寺(真神)の総代ら計12人が参加した。旧本堂跡に至る参道を中心に草刈り機で草むらを刈ってきれいにし、倒れた竹や樹木をチェーンソーで切って散策しやすいように取り除いた。

 一帯は県の郷土自然保護地域で、中国自然歩道のコースになっている。作業を取り仕切った研究会保存活用部会の長船洋行部会長(70)は「多くの人が登ってきて、歴史を感じてもらえたらうれしい」と話した。

 整備活動は、市文化財保護委員が中心となって研究会を2021年に発足させる前の19年から随時、実施。今回は今年初めて。

 長福寺は奈良時代、孝謙天皇の勅願で鑑真和尚が真木山に開基したと伝わり、室町時代にはおよそ60の寺坊があったとされる。中でも鎌倉時代に建立された三重塔は国重要文化財で、1951年に山麓に移築された。

(2022年10月03日 16時50分 更新)

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