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台風14号 岡山県内で重軽傷4人 建物被害12件 道路通行止めも

倒木で通行止めとなった市道=20日午前10時59分、岡山市北区畑鮎
倒木で通行止めとなった市道=20日午前10時59分、岡山市北区畑鮎
 岡山県などは台風14号の最接近から一夜明けた20日、県内の被害状況をまとめた。けが人は重軽傷者4人、岡山、備前、浅口市の公共施設など建物被害は12件。県道1カ所で全面通行禁止が続いている。

 重傷者は2人で、いずれも風にあおられて転倒。瀬戸内市では80代女性が19日朝、左脚を骨折し、吉備中央町の90代女性は同日昼に自宅庭で左の太ももの骨を折った。

 建物は主に強風による破損。岡山市南区内尾の県環境保健センターは屋上のドアが外れ、備前市久々井の備前テニスセンターでは壁の塗装が一部落下。浅口市寄島町の三ツ山スポーツ公園はグラウンドの屋根が一部壊れた。瀬戸内市邑久町虫明では民家1棟が床下浸水。同市は他にも被害がないか調査している。

 県道は24カ所で通行規制されたが20日午後5時現在、吉備中央町西―総社市槁間が通行止めとなっている賀陽種井線を除き、解除されている。岡山市でも畑鮎地区の市道が倒木で通行止めになるなどした。

 中国電力岡山支社によると断線などで停電も続発。18日午後3時10分ごろから20日午前9時40分ごろにかけ、県内全域で延べ約4万4800戸に上った。

 県教委などによると、津山工業高(津山市)勝山高(真庭市)真備陵南高(倉敷市)誕生寺支援学校(久米南町)岡山白陵中・高(赤磐市)の計6校が20日を臨時休校とした。文化財関係は、国重要文化財の旧矢掛脇本陣高草家住宅(矢掛町)の外壁が一部崩れた。けが人などはなかった。

 運休していたJR在来線全10路線のうち7路線は20日の始発から順次、運転を再開。残る芸備、姫新、因美線は21日始発から通常運転する。

(2022年09月20日 21時58分 更新)

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