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ルーキー小林夢果 単独トップ レディース杯ゴルフ第1日

自慢のドライバーを武器に単独首位発進したルーキーの小林夢果=東児が丘マリンヒルズGC
自慢のドライバーを武器に単独首位発進したルーキーの小林夢果=東児が丘マリンヒルズGC
5バーディー、1ボギーの68で2位の好位置につけた桜井心那
5バーディー、1ボギーの68で2位の好位置につけた桜井心那
4アンダーの2位で発進した小橋絵利子
4アンダーの2位で発進した小橋絵利子
相性のいい東児が丘で2位と好スタートした永嶋花音
相性のいい東児が丘で2位と好スタートした永嶋花音
 女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陽新聞社共催)第1日は16日、玉野市の東児が丘マリンヒルズGC(6360ヤード、パー72)でプロ113人、アマチュア7人の計120人が出場して第1ラウンドが行われ、新人の小林夢果が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で単独トップに立った。

 2打差の2位には、賞金ランキング首位を走る桜井心那や永嶋花音、星野杏奈のルーキーをはじめ、倉敷市出身の小橋絵利子(RSK山陽放送)、作陽高出の西木裕紀子ら8人が並んだ。津山市出身の藤本麻子はイーブンパーの32位。レギュラーツアー13勝の成田美寿々は3オーバーの79位と出遅れた。

 アマチュアでは理大付高3年の森愉生が1アンダーの19位につけ、渋野日向子の妹、暉璃子(明大2年)は1オーバーの48位。

飛ばし屋小林夢果 自己ベスト66


 ドライバーの平均飛距離270ヤードはツアー屈指。飛ばし屋のルーキー小林夢が混戦の上位争いを抜け出し、首位に躍り出た。

 「会心だった」と自賛するのはコース最長553ヤードの18番パー5。自慢の一振りでフェアウエーを捉えると、残り176ヤードの第2打は10センチのベタピンにつけ楽々イーグルだ。

 前半を1イーグル、3バーディー、1ボギーの32で折り返し、後半も2バーディー、ノーボギー。「自分でもびっくりした」というほど隙のないプレーで、自己ベストの66をたたき出した。今大会の直前、安定感を欠いていた“相棒”のシャフトを交換したことも奏功した。

 埼玉・大宮中央高入学と同時に尾崎将司プロに師事。レギュラーツアーで活躍する先輩の原英莉花や西郷真央らと練習を共にし「飛距離はもちろん、精度も上がった」。3年をかけてプロで戦う土台を固めた。

 表情にあどけなさの残る19歳は「まだまだスコアを伸ばしていく」。プロ初勝利へ第2ラウンドも猛チャージを狙う。

桜井心那 賞金ランク1位の実力


 ツアーの賞金ランキングトップの実力を示した。桜井は5バーディー、1ボギーの2位で初日を終え、「いい位置でスタートすることができた」と納得の表情だ。

 出だし1番パー4で2メートルのフックラインを読み切ってバーディー発進し、波に乗る。「イメージ通りに打てた」というショットが次々とピンに絡み、5連続バーディー。中でも「100点」と胸を張る3番パー3は5番アイアンのティーショットを2メートルにつけ、スコアを伸ばした。

 前半から一転、強い風に悩まされた後半は10番パー4でボギーをたたき、残る8ホールは全てパー。「パットはしっかり打てているし、悲観する内容じゃない。あすも序盤から攻めていく」。18歳の新人は今季2勝目に向け、さらにアクセルを踏み込む。

小橋絵利子 地元で健在アピール


 3年ぶりに有観客開催となった大会。「緊張はあったが、ギャラリーの応援が力になった」。4バーディー(ノーボギー)で2位スタートの小橋。倉敷市出身の34歳のベテランが地元で健在をアピールした。

 これまで3度出場の山陽新聞レディースは2020年の11位が最高成績だ。近年は調子が上がらず苦しい戦いが続いているが「今回は上り調子で迎えられている」。その言葉通り、この日は好調だったショットを軸にスコアメーク。2アンダーで迎えた後半の17番パー3、18番パー5の上がり2ホールを連続バーディーで締めくくった。

 17日以降は台風接近に伴う悪天候が予想される。「2日目は風がもっと強いはず。耐えるゴルフで最終日に備えたい」と気を引き締めた。

永嶋花音 「特別な地」で上々発進


 “最強アマ”がプロとして戻ってきた。前回アマチュアとして歴代最高の2位に入ったルーキー永嶋。「特別な地」という岡山で2位発進と上々の滑り出しを見せた。

 前日のプロアマ戦で突然復調したショットとともに「強気にいった」パットがかみ合った。4番で残り116ヤードの第2打をピンそば5メートルにつけ初バーディーを奪うと圧巻は16番だ。15メートルのラインを読み切り、五つ目のバーディー。昨年はこのホールで25メートルのロングパットを沈めており「いいイメージがあった」と振り返った。

 前回大会の準優勝で自信を深め、昨年11月のプロテストに合格した東京都出身の20歳。8月下旬からのレギュラーツアーで2戦連続予選落ちだっただけに「岡山には何かある」と好スタートに不思議な縁を感じていた。

(2022年09月16日 23時08分 更新)

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