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詩誌「黄薔薇」70年の軌跡紹介 赤磐・永瀬清子展示室で企画展

永瀬清子さんが創刊に携わった詩誌「黄薔薇」の70年の軌跡を伝える企画展
永瀬清子さんが創刊に携わった詩誌「黄薔薇」の70年の軌跡を伝える企画展
 赤磐市出身の詩人・永瀬清子さん(1906~95年)が主宰した詩誌「黄薔薇(ばら)」の創刊70年の軌跡を伝える企画展(同市教委主催)が、同市松木の永瀬清子展示室で開かれている。

 黄薔薇は1952年、岡山の女性が詩を発表する場をつくろうと、永瀬さんら女性6人で始めた。現在は年3回のペースで発刊。男性の同人も参加し、最新の219号には約20人が詩やエッセーを寄せている。

 企画展では、創刊号や95年の永瀬さん追悼号といった歴代の冊子をはじめ、同人との写真、表紙の挿絵に使われた原画など約40点を展示している。

 永瀬さんの編集後記から「詩が地方でこそ必ず育つと私は信じている」との一文も紹介。自身の創作活動に加え、後進の育成に力を注いだことを伝えている。

 黄薔薇代表の小林一郎さん(78)=岡山市東区=は「優しさと強い信念を持つ人柄が慕われた、永瀬さんの詩への思いを受け継いだ歴史を知ってほしい」と話している。

 11月20日まで。月曜休館。無料。問い合わせは市教委熊山分室(086―995―1360)。

(2022年09月13日 11時19分 更新)

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