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田んぼ青刈り 正月飾りに使って 真庭・霜月祭実行委、児童にお礼

青々とした稲を刈り取る実行委メンバーら
青々とした稲を刈り取る実行委メンバーら
 真庭市余野地区の伝統行事「霜月祭(しもつきまつり)」実行委員会は12日、祭りで使うもち米を植えた地区の田んぼで、穂が出る前に稲を刈り取る青刈りを行った。田植えを手伝ってくれた地元児童にお礼として贈り、正月のお飾り作りに使ってもらう。

 祭りは毎年12月、大量の餅をついて大津神社(同市余野下)に奉納したり、餅投げで住民に振る舞ったりするのが習わし。祭りの当番を九名(くみょう)と呼ばれる家系が代々引き受けてきたが、近年は家人の高齢化などで徐々に続けられなくなっており、実行委と地域の子どもや若者が担う新たなスタイルを模索する中で余野小の全校児童15人が協力している。

 青刈りは実行委の入江正親さん(70)、中野積男さん(74)、中山礼二さん(69)、笹井清治さん(68)と協力者の住民2人の計6人が朝から作業。4アールの田の一区画から背丈が1メートルほどに伸びた青々とした稲を鎌で刈り取り、約50キロ分を集めた。

 青刈りした稲は乾燥させると正月飾りに適した色味の良いわらになるといい、児童は12月にお飾りを作る予定。入江さんらは「田植えを頑張ってくれた子どもたちに喜んでもらえるとうれしい」と話している。

(2022年08月12日 20時01分 更新)

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