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岡山市遊具死亡 報告書素案を議論 有識者検証会議、11月にも公表

報告書の内容を議論した岡山市の検証会議
報告書の内容を議論した岡山市の検証会議
 岡山市の私立認可保育施設で遊具の隙間に男児=当時(2)=の首が挟まり死亡した事故で、有識者による市の検証会議は10日、再発防止策を盛り込む報告書を10月予定の次回会合で取りまとめる方針を確認した。11月にも公表する見通し。

 第3回会合を市役所で開き、委員全5人のうち4人が出席して非公開で報告書の素案を議論した。終了後に取材に応じた中島洋子会長(医師)によると、報告書は検証の目的と方法▽事故の概要▽課題の抽出と分析▽再発防止策の提言―が骨子となる。課題としては男児が頭を入れて抜けなくなったとみられる遊具の構造、危険に対する保育施設側の認識などを挙げ、再発防止策では保育士の研修について言及する方向で検討している。

 報告書は大森雅夫市長に提出して公表する。中島会長は「保育士が萎縮してしまわないように安全と保育の充実が両立できる提言としたい」と述べた。

(2022年08月10日 19時17分 更新)

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