山陽新聞デジタル|さんデジ

紅色鮮やかオグラセンノウ見頃 新見・鯉が窪湿原

見頃を迎えたオグラセンノウ
見頃を迎えたオグラセンノウ
 新見市哲西町矢田の国天然記念物・鯉が窪湿原で、希少な湿生植物の代表格とされる「オグラセンノウ」が見頃を迎えた。鮮やかな紅色の花が緑の湿原に映え、来場者の目を引いている。

 オグラセンノウは、ナデシコ科の多年草。高さ約1メートルの茎の先に、細かい切れ込みの入った3センチほどの花を付ける。環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されており、自生地は同湿原と熊本県の阿蘇地方などに限られているという。

 鯉が窪湿原では2号橋周辺が観察ポイントで、今月上旬から咲き始め、8月上旬まで楽しめるという。地元の住民らでつくる「鯉が窪湿原を守る会」の浅井幹夫さん(78)は「咲き始めが特に濃い色で美しい。自然豊かな湿原の中で、珍しい花を観賞してほしい」と来場を呼び掛けている。

 無休。開園は午前8時半~午後5時で、入園には湿原保護の協力金200円が必要になる。問い合わせは管理事務所(0867―94―2347)。

(2022年07月20日 11時13分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ