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【教えてサーカス よう太が聞く】天井に人 何をしているの?

請井克成さん
請井克成さん
 公演中に舞台の上を見たら、天井の近くで人が作業していた。何をしているんだろう。

 赤テントの天井付近の作業場は「あんどん」と呼ばれている。主に空中芸の補助をする場所だ。オープニングで使う白い布を落としたり、空中ブランコのロープといった道具を用意したりしている。

 高さは約16メートル。薄暗い中、幅約40センチの通路で命綱なしで作業する。怖いと感じる人がいるだろうが、私は綱渡り担当で高く狭い足場を歩くのは慣れているので大丈夫だ。

 加えて、作業中は暑さが大変。テント越しの太陽やライトの熱が集まり、周辺は50度以上になることも。金属の道具はやけどしそうなほど熱されることがあり、注意が必要だ。

 あんどんでの仕事は演者の命を預かることもある。特に障子紙を突き破って飛ぶ空中ブランコの「紙破り飛行」では、障子を出すタイミングや場所を少しでも間違えば大けがにつながってしまう。常に緊張感を持って臨まねばならない。<請井克成さん(33)=綱渡りなど担当>

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(2022年07月07日 21時29分 更新)

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