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AIロボでiPS細胞を培養 熟練の技、期間3分の1に

 人工知能(AI)を搭載した人型実験ロボット「まほろ」。iPS細胞を培養し、効率的に目の網膜の細胞へ変化させることに成功した=6月、神戸市
 人工知能(AI)を搭載した人型実験ロボット「まほろ」。iPS細胞を培養し、効率的に目の網膜の細胞へ変化させることに成功した=6月、神戸市
 理化学研究所などのチームは3日までに、人工知能(AI)を搭載した人型ロボットで、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を培養し、効率的に目の網膜の細胞へ変化させることに成功した。培養に最適な条件を探し出すのに熟練技術者でも1年ほどかかっていたが、3分の1程度の期間で同レベルの効率を実現したという。

 実験に使用したのは人型実験ロボット「まほろ」。試薬の濃度や処理時間など、iPS細胞から網膜の細胞へ変化させる際の複数の条件を変えて試行錯誤し、最適な培養条件を模索した。当初は40~50%だった成功率を約120日間で熟練技術者と同レベルの91%まで高めることに成功した。

(2022年07月03日 15時24分 更新)

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