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ローカル線存廃 話し合い進めたい JR岡山支社長 藤原氏が着任会見

着任会見に臨む藤原支社長
着任会見に臨む藤原支社長
 JR西日本岡山支社の藤原乗将支社長(53)が28日、岡山市内で着任会見を行った。採算が厳しいとして管内(岡山県、広島県東部など)の芸備、姫新、因美の3路線6区間の存廃を含めた議論を沿線自治体に求めていることに関し、「将来の地域公共交通がどういう姿がいいか協議させてほしい」と述べ、話し合いを進めたい考えを強調した。

 3路線は大量輸送といった鉄道の特性を発揮できていないとし「今のままでは維持が困難」と指摘。廃線への警戒から沿線自治体には早期の協議入りに反発が広がるが、「いろいろな意見を支社長として受け止め、向き合って考えていく。環境が整ったところから話し合いを進めていきたい」とした。

 7~9月の大型観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン」に関しては、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ利用の回復に向け「少しでも多くの方が訪れ、岡山の魅力を感じてもらえるよう取り組みたい」と意気込みを語った。

 藤原氏は神戸大を卒業後、1992年にJR西に入社。岡山支社人事課長、新幹線管理本部次長、人事部担当部長などを経て23日付で着任した。兵庫県出身。

(2022年06月28日 19時52分 更新)

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